デート〜恋とはどんなものかしら〜の感想

東出昌大さんと新婚したばかりの杏ちゃんの月9恋愛コメディードラマ。主演は杏ちゃんと長谷川博己さん。『デート〜恋とはどんなものかしら〜』は平均視聴率も高く、第一話は14.8%。

 

我は 高等遊民 也
我は高等遊民也
 

面白かったので第二話の視聴率も上がりそう。『デート〜恋とはどんなものかしら〜』オススメなので感想を少しだけネタバレ入りつつ書いていきます。

 

でも、ゲイの視点の感想だけど

 

長谷川博己さん演じる谷口巧は、35歳独身アラフォー。イケメン(風)なのに、結婚していないと社会的不適合な人間だと疑われ、同性愛者の疑惑も持たれる。よくあるゲイ疑惑。

 

自分のことを「高等遊民」と考えていて、理想は「ヘップバーンと原節子と峰不二子とメーテルを足して4で割った女性」。実際にややこしい性格。

 

『デート〜恋とはどんなものかしら〜』の第一話の中盤で、親友から、

 

「現実の女を見ろ。俺はな、女房に会って商売を継ぐ覚悟が決まった。周りにもフラフラしてた奴、馬鹿やってた奴、いっぱいいる。だがな、彼女が出来たり家庭ができたりすると、みんなガラッと変わっちまうんだ。男っていうのは、惚れた女ができると頑張れるんだよ。結婚までは行かないかもしれない。だが、女と知り合え、恋をしてみろよ。景色変わるぜ。人生のサクセスというドアを叩くんだ!」

 

と、「高等遊民」として引きこもっている部屋の外から言われる。

 

「(両親や結婚した友達、アルバイト先の先輩から)20代〜30代前半の頃によく言われたなー」と軽いトラウマや嫌悪感を感じながらも、分からなくもないと思ったりするようになった30代後半アラフォー世代。

 

脚本がリーガルハイの古沢良太さんなので、親友のセリフをバサッと覆す結果を杏ちゃんと長谷川博己さんが選択する毒展開になっていく部分もあり(愛はなくても結婚はできる!)、第二話以降の内容と視聴率も楽しみ。

 

成人式や結婚式、子供を持つ「節目」で変化していく友達

 

先日、成人式がありました。結婚して子育て中のリア充の友達から年賀状も来た。少し前には同窓会もあった(欠席した)。

 

自分が「大人」としての一歩を踏み出すキッカケ作りをする場所。受け身や回避癖のままでいると「節目」に出会いにくい。

 

『デート〜恋とはどんなものかしら〜』の長谷川博己さんの親友のように、熱く語ってくれる友達も、歳を重ねるごとに減っていく。自分が変わるキッカケを逃す。

 

ゲイにとって、「結婚」や「子育て」という大きな変化は起こりにくい。結婚・子育て中の同年代のストレートの(ゲイじゃない)友達は、自由に使える小遣いも減り、お金のかかる趣味をやめ、子育てと仕事に奔走している。

 

苦労している面も見え隠れするものの、自分以外の人のためにお金や時間を使って、子供と一緒に本人が成長していて、羨ましいと最近感じるようになった。自分にコントロール不可能なものを受け入れる強さ、守ろうとする意思とか。

 

ゲイの人が若く、歳相応に見られないのは、自分に使えるお金や時間もあることも大きいですが、仕事以外の責任感を持つようなキッカケが見つけづらく、自分を変化させる必要性も少ない「貫禄がない若さ」みたいなのも原因かなと思う。主体的に動かないと。

 

『デート〜恋とはどんなものかしら〜』の長谷川博己さん演じる谷口巧の「自分の世界」は社会とは合わないモノとして引きこもるクローゼット状態

 

第一話目のラストには、「自分はこんな人間なんだ!」とカミングアウトすることで、杏ちゃんとも意見が合う部分もあり、結婚するために付き合うことになる展開。

 

「独身主義」「子供を持たない派」も増えてきた。でも、30代後半〜40代にもなれば、自分にお金も使ったし、趣味の時間も楽しんだ。一周どころか二周くらいした。

 

「自分に対する消費行為には、もう十分!」になっている自分、周囲の「おひとり様ゲイ」や「ゲイカップル」もいる。

 

誰かのために何かをしたい気持ちが出てきても、やり方がわからないし、対象がいない。20代の頃には考えなかった不自由な気持ち。

 

「ブラッドピットと三浦知良とー」じゃない、「ヘップバーンと原節子と峰不二子とメーテルを足して4で割った女性」を探したい気持ちも分かるけど、自分の狭い世界を出ることで楽しいことが起こる。

 

第二話以降、そんな展開を(冷ややかな視点から面白おかしく)切り込んでくれるドラマの内容を期待したい、そんな感想でした。

 

「節目」を積極的に作り、気がついたら「成長していた自分」に振り返ってなれているような、そんなモノを得たい。ブログもその1つになればいいな。

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